SMの無料講座

SM大衆化時代?

最近は私などが若かった頃に比べて、「SM」に対する敷居が随分低くなってきました。男性誌だけでなく、レディースコミック系は当然としても、硬派、知性派の女性週刊誌などにもセックスライフ特集には必ず「SM」についての記事が混じり込んでいます。
でも、本当に「普通」の人がどこまで、「日頃から」SMを楽しんでいるでしょうか?

切り出し方が成否を決する
SM大衆化という傾向には虚実両面があるようです。週刊誌に踊る「SM」という文字に騙されて、女性が誰でもSMを即座に受け入れて くれるなどと思ったら、大間違い。うっかり、「SM、やってみない?」などと不用意に切り出して、それっきり「変態」呼ばわりされて相手にされなくなってしまう危険がとても多いのです。
では、どうしたらいいのか? それが今回のこれから始まるシリーズ全体のテーマです。

恐怖心
まず、当然ですが、女性の側には恐怖心、不安があります。「SM」と聞けば、大抵、ロープや縄でぐるぐる巻きに縛られ、鞭で叩かれ、蝋燭を垂らされる…というイメージを女性達は持っています。SMが行き過ぎて死に至った…などという記事さえ見かけます。
苦痛や死を恐れるのは、人間万人共通です。 SMにはハードとソフトの区別がある…そんな初歩的なことさえ、よく分かっていない女性も少なくありません。

好奇心
恐怖心と同時に、誰もが好奇心というものを持っています。
「よく、『SM』って聞くけど、どうしてそんなことする人達がいるんだろう?」「実際のところ、『SM』って、どんな気持ちなんだろう?」 無垢な人ほど、この好奇心は強いものです。
恐怖心を取り除き、好奇心を掻き立てる…これこそ、SMの世界に彼女を引き込む極意です。