SMの無料講座

SMに素質はある?

よく「SMの素質がある」とか「ない」とか言われます。
ほとんど拷問に近いハードSMに喜んで身を捧げるようになるかどうか…という辺りになると、生来の素質というものも関係してくるかもしれません。けれども、このシリーズで扱うソフトSM程度なら、素質はほとんど関係ないでしょう。むしろ、男性側がどこまで巧みにリードして行くかに全ては懸かっています。
ソフトSMの目的は、男女双方にとって、セックスの歓びをより充実したものにすることです。その過程で、相手の自由を禁じたりしたとしても、それは究極の歓びに至る手段なのです。そのことが分かれば、誰もが進んでソフトSMの世界に入ってくることになるでしょう。

愛情は必須の条件
「愛情」…などと言う言葉はSMに関係ない、いや、反対語だ、と思っている人が多いようです。嫌がる女性を拘束し、苛めるのですから、確かに外見的にはそう見えても仕方ないでしょう。 けれども、SMは男女の間に、絶対的な愛情と信頼関係がなければ1回限りもそうですし、長期間にわたる長続きも成功しません。
考えてみればそれは当たり前です。女性としては、相手に完全に身を任せ、(このシリーズでは関係ありませんが)命さえ、預けるのですから。
ま、命は極端にしても、ノーマルセックスでは絶対見せないようなポーズを取らされ、潮を噴かされ、全身が痙攣し、ほとんど失神状態まで快感の極限まで追い込まれる…となれば、相手を信じ切り、愛しきっていなければ、とても実行を許す気にはならないでしょう。

ノーマルから、SM(アブノーマル)への第一歩.
. さて、それでは、実際にどうやってノーマルの一線を越えたらよいのでしょうか?「一線を越える」…などと、大げさな言い方をしましたが、 女性にとっては、大げさでも何でもありません。本当に一大事なのです。
相手の身になって、事の重大さを考えてやる…これは愛していれば言われなくても自然と、そう心と体が動くのですが、「SMをやりたい、やりたい…」とそればかりが先走ってしまうと、絶対に成功しません。