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大阪大学(MMT)が「育毛サプリメント」開発

大阪大学と医療機器開発のエム.エム.ティー(MMT、大阪市、真崎修社長)は、植物から抽出した成分に、飲むと育毛に一定の効果があることを確認した。前頭部や頭頂部の毛が少なくなる男性型脱毛に悩む人に、髪の毛の健康的な成長を促すサプリメント(栄養補助食品)として販売する。今後、最適な投与量や価格などをつめる。

関節炎などに効く抗炎症作用の研究開発を進める中で、ナツシロギクの葉から抽出した成分「パルテノライド」に育毛効果を見つけた。同成分は欧米ではハーブとして古くから知られ、同成分を含んだサプリメントは健康維持に役立つとして既に商品化されている。紫外線やストレスなどが原因で起きる頭皮の炎症で乱れた毛の成長周期を正常に戻すとみている。

内服薬
1)内服する育毛剤
平成17年12月厚生労働省認可の“飲む育毛剤”
プロペシア(成分名フィナステライド)...保険不適応
男性の頭頂部の脱毛については、年齢と共に毛根周囲に男性ホルモンを阻害する物質が出て、その作用で血中に男性ホルモンが多くてもその部分に作用せず、脱毛が生じます。そういった男性が飲む育毛剤で、特に頭頂部の薄毛の方におすすめします。臨床実験の結果、70%もの男性に効果が見られ、3ヶ月ほどで効果が現れます。

使用法は、毎日1回、食後に服用。飲み過ぎに注意。副作用は、性行為中の精子の減少、頭痛、腹痛、下痢などが報告されています。上記のような症状が現れた場合は、医師にご相談ください。女性、子供は服用できません。服用希望の方は、医師の診察が必要となります。